「レストランの顔」
どこのお店にもあって、単品、セット、付け合わせなどで一番多くお客様のお口に入るのがサラダ。使う野菜の種類や扱い方ももちろん大事ですが、最終的に味を決めるドレッシングこそは、お店の印象や評価を決定づけるものと言っても過言ではないでしょう。
アンチョビにシェリービネガー、バルサミコ酢、濃い口しょうゆ、ニンニク、EXVオリーブオイルなどで作っている当店の基本ドレッシングは、洗練された味とは言えないかも知れませんが、食欲をそそる香りがして、そのままサラダに合えても美味しいですし、マヨネーズとパルミジャーノレッジャーノを混ぜれば、本格シーザードレッシングやディップソースに早変わり。さらには生クリームを入れて温めればバーニャカウダへと変身します。
でも実はサラダだけではないのです。
カルパッチョに、サンドイッチ、ガーリックトースト、魚のソテー、ピザ、夏の定番冷たいパスタ、一番人気の海老ドリアにも使っている万能選手です(鶏肉のソテーにかけても美味しいです)
お醤油が一振りですべてを和食テイストにするように、なんでもステラテイストにしてくれるのが、このドレッシングです。
とはいうものの、本当に全部同じ味になってしまうので、カルパッチョ用をはじめ、結構頻繁に新しいドレッシングを作っていて、常時数種類用意し、オーダーに応じ、続けて使わないようにしています。